空き家には人が住んでいないため、放っておくとすぐに劣化してしまいます。
とくにカビは簡単に発生し、予防しなければいざ活用や売却する際に思いどおりに進まなくなるかもしれません。
本記事では空き家に発生するカビについて、原因や放置するとどうなるか、対策を解説します。
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空き家にカビが発生する4つの原因について解説
カビは胞子によって増殖し、普段から空気中に浮遊しています。
この胞子がほかの物質に付着し、さまざまな条件が揃うと育ち始めて目に見えるようになります。
その条件は4つあり、1つ目は温度です。
温度が20〜35℃の間で増殖します。
2つ目は湿度で、湿度が65%以上になると、増殖しやすくなります。
そのため、温度と湿度両方の条件が揃う梅雨の時期はとくに注意が必要です。
ほかにも、冬場に起こる結露にも入念に対策する必要があります。
3つ目は、栄養分です。
ほこりやちり、垢などを養分に増殖します。
4つ目は、酸素です。
酸素は除去できないため、増殖を抑えるにはそれ以外の原因を取り除く必要があります。
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空き家に発生したカビを放置したらどうなるかを解説
空き家にカビが発生して放置したままにすると、さまざまな影響があります。
1つ目は、建物の耐久性の低下です。
放置すると目に見える範囲だけでなく、建材の奥まで入り込んでいます。
そのため、木材の腐食やシロアリの温床となり、放置すると建物の耐久性が低下します。
2つ目は、悪臭の発生です。
悪臭はただでさえ不快ですが、においにはカビ胞子が大量に含まれています。
大量の胞子を吸い込んでしまうと、さまざまな感染症や症状を引き起こすリスクが高まります。
3つ目は、健康被害です。
過敏性肺炎や皮膚炎、アレルギー性鼻炎やシックハウス症候群、その他の感染症を引き起こします。
症状によっては呼吸不全などを引き起こす場合があるため、注意しなければなりません。
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空き家にカビを発生するのを抑える対策を解説
空き家のカビは、原因を取り除けばある程度発生や増殖を抑えられます。
その対策の1つ目は、定期的な換気です。
空き家には人が住んでいないため、湿気が溜まりやすくなります。
そのため、定期的におこなって換気し、風通しを良くする必要があります。
また、空き家が遠方にあってなかなかいけない場合には、換気扇をつけっぱなしにすると効果的です。
2つ目は、徹底的な掃除です。
ゴミやほこりを養分にして増えるため、その養分を取り除くと増えるスピードも抑えられます。
このような対策を施すと防げますが、空き家が遠方にあったり、日々忙しくてなかなか行けなかったりする場合があると思います。
その際には管理委託をしたり、今後の使い道がなければ売却したりすると、手間や時間をかけずに抑制が可能です。
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まとめ
建物内にカビが発生する原因は、温度・湿度・栄養分・酸素の4つです。
発生したまま放置すると、建物の耐久性が低下したり健康被害が出たりします。
発生や増殖を防ぐためには換気や徹底した掃除が必要で、対策する時間や手間をかけたくない場合には売却や管理委託する方法もあります。
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