不動産売却の方法には、一般的な売却のほかに買取があります。
しかし買取を検討しているものの、何から始めたら良いのかわからないと思っている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、事前準備・契約締結前・契約締結後それぞれにおける不動産買取の流れについて、ご紹介します。
不動産買取の事前準備の流れ
不動産買取の前におこなう、事前準備の流れは下記のとおりです。
●必要書類の確認
●不動産の相場をチェック
●査定依頼
●買取額の目安を決める
買取のメリットは早く現金化できることですが、契約時などにさまざまな書類が必要となるため、あらかじめチェックしておくことが大切です。
もし書類が足りない場合は再作成や再発行をおこなって揃えておくと、買取がスムーズに進みます。
次に、不動産の成約価格を調べられるサイトや新聞の折り込みチラシなどを参考にして、不動産の相場を調べましょう。
不動産の相場を知っておくと、買取額の交渉をするときなどに役立ちます。
そして不動産会社に査定依頼をおこなったあと、相場や査定結果を参考にして、おおよその買取金額を決定します。
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不動産買取の契約締結前までの流れ
事前準備を終え、買取の契約締結前まではおもに不動産会社とのやり取りとなり、下記の流れで進みます。
●取引する不動産会社を決定
●引き渡し条件を話し合う
●売買契約の締結
査定結果や実績などをもとに、取引する不動産会社を決定します。
そして決定したあと、買取の条件について確認と交渉を始めましょう。
その条件とは、スケジュールや家財道具の処分についてであり、このとき必要書類の再確認もおこないます。
条件が確認できたら、売買契約を締結します。
契約締結の際は、事前に話し合った条件と合っているか疑問点はないかなど、売買契約書を入念に確認することがおすすめです。
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不動産買取の契約締結後までの流れ
契約締結で終了ではなく、契約締結後も必要なステップが残っており、下記のように進めます。
●決済、物件の引き渡し
●確定申告
決済と物件の引き渡しは、売買契約書で定めた日に、銀行などの金融機関でおこなわれるのが一般的です。
当日は、売却代金の残額の受け取り、鍵や必要書類の引き渡し、必要書類への押印・サインなどをおこないます。
また、司法書士への報酬の支払いがある場合はこのときに支払います。
そして、不動産売却によって譲渡所得が生じた場合は確定申告が必要です。
確定申告は不動産買取をした翌年の2月16日から3月15日までの間におこなうので、忘れないようにしましょう。
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まとめ
不動産買取の早い現金化というメリットを活かすためにも、流れを知り、必要書類を揃えておくことが大切です。
さまざまなステップがあるので混乱してしまいがちですが、スムーズに取引できるようにぜひこの記事を役立ててください。
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